数学では中1の1学期の後半から文字式で数量を式にするということをやり始め、
この中で割り増し・割り引きや百分率での増加・減少、道のり・速さ・時間、比を式にするということをやり始めます。
方程式の単元に入れば当然のように、文章から等式を起こして未知数を求めるということをやるようになります。
理科では中1の2学期に水溶液の単元に入り、習いたての方程式を使って濃度の問題を解くことになります。
数学・理科はこのあたりで1学期の定期で問題なく得点できていた子の点数がガタ落ちするということが起こり、できる子・できない子の差が大きく開き始めます。
そしてこのあたりでつまずいてしまった生徒さんは高校卒業まで理数系が苦手ということになってしまいがちです。
ここでつまずいてしまわないために、小学校で習った「割合」「速さ」「比」の概念をちゃんと理解しているか確かめ、怪しいところは補強しておく必要があるというわけです。
当たり前のことかもしれませんが、計算の精度が理数科目の得点を大きく左右します。
例えば、8割正しく理解できていて、計算の精度が100%なら得点は8割ですが、
計算の精度が80%なら6割ちょっとしか取れないことになります。
高得点を狙うなら、正確に・早く計算することは理数科目では必須のスキルです。
小学校の範囲でも、分数・少数の計算や四則演算の順序がありますが、
これは中学校の数学や理科でずっとついて回ります。
中学校に行ったら中学校のことだけやっていればいい・・・というわけではありません。
中学準備として、「小学校範囲の計算が正確にできるようになること」も必須目標の一つと言えます。
いかがでしたか?
中学準備講座を選ぶときは、先取り学習よりも、中学でのつまずきのタネになりそうなところをしっかりつぶしてくれる講座を選びましょう。
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