【塾長の体験談】中1の冬に進学Z会(Z会進学教室)の冬期講習に行って勉強に目覚めた話

塾長
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December 21, 2024

こんにちは。

塾長の大村です。

本日は「自分はできる」と勘違いしていた当時中学生だった塾長が、

東京の一流塾の冬期講習に行って衝撃を受け、勉強に目覚めた話です。

私は中学生の頃埼玉県の川口市にいて、一般的な公立の中学校に通っていました。

ほとんど勉強らしい勉強もせず、小学校では「天才」扱いされ、

中学受験組ともいい勝負をしていた私は自分のことをすっかり「できる人間」と思っていました。

中1に上がっても成績はトップ、

図に乗ったままの状態の私はほぼ勉強をしませんでした(感じ悪いですね)。

当時は通信教育で東大進学と言えばZ会という時代で、父親も元Z会員、

意識高い系(と自分では思っていた)だった私はZ会の通信講座に興味を持ち、

Z会の資料を取り寄せました。

そこで目にしたのがZ会系列の進学塾「進学Z会(現:Z会進学教室)」の冬期講習の広告でした。

何もわかっていない私は「面白そうだ、行ってみよう」と思い、

お金がないと言って渋っていた親を説得して申し込みました。

そして迎えた冬期講習当日、誰も知りあいがいない状況に不安を覚えつつ、

意気揚々と進学Z会御茶ノ水教室に乗り込んだのでした。

さぁここでも活躍してやるぞと思って授業に挑んだのですが・・・

授業が始まった瞬間から私は打ちのめされました

講師の言っていることが1mmもわからない

テキストに載っている問題は1割も解けない

得意の英語でも全く歯が立ちません。

私の知らなかった世界がそこには広がっていたのです。

「上には上がいる」なんてレベルではありません。

月とスッポン、提灯に釣鐘、まさに次元が違うといった感じです。

授業中に当てられないように終始講師から目を逸らし、

私と違って(ここでようやく自覚)優秀な他の受講者とは言葉もかわさず、

何もできないまま冬期講習が終わりました

凍てつくような寒さ、雪がちらつく中、

授業中ほとんど動かさなかった手をユニクロで買ったダッフルコートのポッケに突っ込み、

なんとも悲しい気持ちになって泣きそうになりながら、

自販機の温かい缶入りのお汁粉を飲んで帰ったときの光景は今でも脳裏に浮かびます。

親にウン万円も出してもらいながら、

御茶ノ水まで行って缶入りお汁粉を飲んで帰ってきただけ、です。

世界観が変わってしまうような衝撃を受けた私はそれ以来、

謙虚に勉強するようになりました。

その後は家庭の事情で家で勉強する余裕がなくなったり、

大学受験まで紆余曲折ありながらも、

辛くもICU(国際基督教大学)合格を掴み取ったのでした。

多分、このZ会進学教室での体験がなかったら、

ICU合格も無かったと思います。

私は今、小さいながらも塾の経営者となり、

冬期講習で教える立場になりました。

中1~中2、特に中1のこの時期はまだ定期テストや確認テストの難易度が低く、

8~9割取れている生徒さんは慢心しやすい時期です。

今回の冬期講習も、

私の中学の時とは違い生徒にわからないようなことをやるつもりはなく、

生徒さんの持つ課題に寄り添った指導をします。

しかし、生徒さんたちの知的好奇心を呼び起こし、脳ミソを揺さぶり、

目を開かせるような講習にしたいと思っています。

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