福井県の中学3年生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは!
令和7年度 福井県立高校入試の出願状況が発表され、
いよいよ志願先変更の時期が迫ってきましたね。
「学診テスト(学力診断テスト)の結果が良くなかった…」
「倍率を見て、志望校を変えるべきか迷っている…」
そんな不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、2025年の福井県立高校入試の最新出願状況を分析し、
志願先変更で後悔しないための"逆転戦略"を伝授します!
偏差値、倍率、ボーダーライン…様々な情報を整理して、
あなたにとって最善の選択をサポートします。
まずは、令和7年度 福井県立高校入試の出願状況(志願先変更前)を確認しましょう。
今年度の学診テストは、平均点が例年より大幅に低かった影響で、
「志望校は無理かも…」と弱気になっている人が多くいると見られます。
例年足切りのない学校や低倍率の学校・学科で
倍率が大幅に上昇している状況です。
学診テストの結果が思わしくなく、
志望を下げようかと思っている生徒さんも諦めるのはまだ早いです。
今年度の学診テストは平均点が大幅に低下し、
その原因は近年の入試傾向の変化を踏まえて問題が難しくなったことにあります。
つまり、あなただけが点数を落としたわけではないのです。
多くの生徒さんが、ネットに情報がでている去年までの
ボーダーラインを参考にしていると思われますが、
去年の学診の平均点は今年よりも大幅に高かったため、
目安として使用するのは間違っています。
大切なのは、学診テストの結果を冷静に分析し、
今年のボーダーラインについての情報を通っている塾の先生から入手すること。
そして、最後に志願先を決めるときは学診テストと
それを基準にしたボーダーを使うのではなく、
福井新聞模試の判定結果や
学校の先生の進路指導を重視して決めることです。
福井県内の中学校では11月に学力診断テストがあり、
その結果を見て出願先を決める受験生が多いですが、
本番の入試はその3ヶ月先です。
この期間にどれだけ対策できるかで、
結果は大きく変わります。
学診テストの結果をあまりあてにせず、
12月の福井新聞模試の結果や、
学校の先生との面談内容を参考に、
より現実に即した判断をしましょう。
出願状況を見て、特に気になるのが倍率ですよね。
倍率は、志願先変更によって大きく変動する可能性があります。
【過去の傾向から見る、志願先変更のポイント】
【令和6年度の志願先変更で倍率が大きく変動した例】
福井県の受験生が特に注目する高校の出願状況と、志願先変更のポイントを見ていきましょう。
ここまでの分析を踏まえ、志願先変更によって倍率や合格ボーダーラインが大きく動く可能性が高い高校をリストアップします。
【去年よりも10%以上志願倍率が高い高校】
今年の志願倍率が去年よりも10%以上高い高校をリストアップしました。
これを見ると、ボーダーラインが羽水探求特進よりも低いと見られている中堅校に人気が集中していることがわかります。
今年度の学診テストの平均点が低かったせいで、
受験生が弱気になっていることを裏付けています。
これらの高校は、
より安全な高校へ志望校を変更する受験生が増える可能性があります。
逆にこのまま倍率の変動がなければ、
合格のボーダーラインはやや上がる(例年足切りのない学校では足切りが発生する)可能性があります。
【今年の倍率が1倍未満かつ去年の倍率が1倍超の学校】
これらの高校は、現時点での出願状況で倍率が低く、
他の高校から受験生が流入する可能性があります。
そのため、志願先変更で倍率が上がり、
倍率が1を超える場合は例年足切りのない学校でも
不合格者が出る可能性が出てきます。
【弱気になった受験者の受け皿となる可能性のある学校】
※この予想はカンです。
藤島から志望を下げた子の受け皿となる高志と武生(探求)は、
倍率がそれほど変わらない一方で、学力の面で藤島との差が縮まる可能性があります。
また、令和5年6年では出願締め切り時に大変な高倍率になり、
志願先変更時に大幅に倍率が下がるという展開になった高校があります。
羽水(探求特進)です。
しかし今年は去年よりも倍率が低い上、
弱気になって出願先を変更する高志志望者の受け皿となる可能性があるため、
それほど倍率は下がらないと予想します。
福井県立高校入試では、内申点も合否に影響します。
わずか45点、されど45点です。
特に、藤島高校、高志高校、武生高校などの難関校では、内申点が低いと、
学力検査のボーダーラインがさらに高くなることが考えられます。
また、不登校の場合は、福井県が内申点の取り扱いを公表していないため、
慎重な判断が必要です。学校の先生とよく相談して決めてください。
志願先変更は、合否を分ける大きなターニングポイントです。
しかし、単に倍率を見て、高いから下げる、低いから上げる、という安易な判断は禁物です。
これらを総合的に判断し、"戦略的に"志願先変更を行いましょう。
2025年の春、皆さんが笑顔で希望の高校に入学できるよう、心から応援しています!
(※ この記事は、2/12出願締め切り時点での情報に基づいた予想です。最終的に志願先を決める前に、必ず最新の情報を確認してください。)