【福井県立高校入試2025】どうする志願先変更!?最新の出願状況と分析

塾長
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February 24, 2025

福井県の中学3年生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは!

令和7年度 福井県立高校入試出願状況が発表され、
いよいよ志願先変更の時期が迫ってきましたね。

学診テスト学力診断テスト)の結果が良くなかった…」
倍率を見て、志望校を変えるべきか迷っている…」

そんな不安や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、2025年福井県立高校入試の最新出願状況を分析し、
志願先変更で後悔しないための"逆転戦略"を伝授します!

偏差値倍率ボーダーライン…様々な情報を整理して、
あなたにとって最善の選択をサポートします。

1. 令和7年度 福井県立高校入試 出願状況(速報)

まずは、令和7年度 福井県立高校入試の出願状況(志願先変更前)を確認しましょう。

2. 学診テストの点数と去年のボーダーで決めるな!諦めるのはまだ早い!

今年度の学診テストは、平均点が例年より大幅に低かった影響で、
「志望校は無理かも…」と弱気になっている人が多くいると見られます。

例年足切りのない学校や低倍率の学校・学科で
倍率が大幅に上昇している状況です。

学診テストの結果が思わしくなく、
志望を下げようかと思っている生徒さんも諦めるのはまだ早いです。

今年度の学診テストは平均点が大幅に低下し、
その原因は近年の入試傾向の変化を踏まえて問題が難しくなったことにあります。

つまり、あなただけが点数を落としたわけではないのです。

多くの生徒さんが、ネットに情報がでている去年までの
ボーダーラインを参考にしていると思われますが、
去年の学診の平均点は今年よりも大幅に高かったため、
目安として使用するのは間違っています。

大切なのは、学診テストの結果を冷静に分析し、
今年のボーダーラインについての情報を通っている塾の先生から入手すること。

そして、最後に志願先を決めるときは学診テストと
それを基準にしたボーダーを使うのではなく

福井新聞模試の判定結果や
学校の先生の進路指導を重視して決めること
です。

福井県内の中学校では11月に学力診断テストがあり、
その結果を見て出願先を決める受験生が多いですが、
本番の入試はその3ヶ月先です。

この期間にどれだけ対策できるかで、
結果は大きく変わります。

学診テストの結果をあまりあてにせず、
12月の福井新聞模試の結果や、
学校の先生との面談内容を参考に、
より現実に即した判断をしましょう。

3. 志願先変更で起こりうる展開

出願状況を見て、特に気になるのが倍率ですよね。

倍率は、志願先変更によって大きく変動する可能性があります。

【過去の傾向から見る、志願先変更のポイント】

  • 高倍率の高校: 学診テストの結果や倍率を見て、
    より合格しやすい高校へ志望校を変更する受験生が増えるため、
    倍率が下がる傾向にあります。
    ただし、今年の出願時の倍率が、去年の倍率を上回っている場合は、
    志願先変更をしても倍率はあまり下がらないかもしれません。
    また、大半の受験生が併願合格を堅めている武生探求進学・高志・藤島はこの限りではありません。
  • 低倍率の高校: 上記の理由で、他の高校から受験生が流入し、
    倍率が上がる可能性があります。
    特に、例年足切りが発生しないと言われている学校、やボーダーラインの低い学校ではこの傾向が強いです。
  • 学科間の変更: 福井商業高校のように、
    同じ高校内で学科間の志願先変更がしやすい高校もあります。
  • 今年特有の事情として、学診テストの平均点が例年より大幅に低いことが挙げられます。
    そのため、弱気になって志望を下げてしまう生徒が一定数いると予想します。
    このため藤島と高志のボーダーラインが接近したり、
    高志から志望を下げた子の受け皿となる羽水探求特進の競争が
    厳しくなるというようなことがあるかもしれません。

【令和6年度の志願先変更で倍率が大きく変動した例】

  • 倍率が上昇した例:
    足羽 多文化共生中国語・英語
    福井 農林環境工学
    科学技術 電子電気
    科学技術 化学創造
    科学技術 産業デザイン
    敦賀工業 電気
    武生商工 情報ビジネス
    いずれも倍率が1倍未満の学校であり、志願先変更後に倍率が1倍を越えたのは武生商工のみでした。
  • 倍率が低下した例:
    羽水探究特進
    鯖江普通健康福祉スポーツ
    鯖江普通IT・デザイン
    美方普通
    美方食物
    福井商業会計
    福井商業情報処理
    坂井食農科学農業
    武生商工機械創造
    武生商工電気情報
    学力中位~下位層の学校の中で人気が高く、出願最終日で高倍率となった学校が大半を占めます。

4. 注目高校の動向をチェック!

福井県の受験生が特に注目する高校の出願状況と、志願先変更のポイントを見ていきましょう。

  • 藤島高校 普通科: 常に高い人気を誇る藤島高校。今年も高倍率(1.29)ですが、過去の志願先変更ではそれほど倍率が変わることはありませんでした。
  • 高志高校 探究創造科: 藤島高校と並ぶ最難関校。倍率は非常に高く(1.89)、志願先変更による変動は少ないと予想されます。
  • 武生高校 探究進学科: 倍率は高め(1.61)ですが、高志高校と同じく志願先変更でそれほど倍率が下がることは無いと思われます。
  • 武生高校 普通科: 一見すると倍率が低いのですが、探求進学からスライドしてくる受験生が多数いるため、競争は厳しいです。
  • 羽水高校 探究特進科: 令和6年度は非常に高い倍率(4.11→3.68)でしたが、令和7年度はやや落ち着いています(3.31)。
    例年志願先変更で大幅に倍率が下がりますが、今年は志願先変更時にそれほど倍率が下がらない可能性もあり(後述)油断はできません。
  • 羽水高校 普通科:武生高校普通科と同じく、倍率が1倍を切っていますが、探求特進科志願者の大半が普通科を第二志望にしているため、競争は激しくなります。
  • 福井商業高校: 福井商業高校は、学科によって倍率が大きく異なります。また、同じ高校内で学科間の志願先変更がしやすいという特徴があります。
  • 金津高校 普通科:例年、倍率が安定している傾向です(令和6年度:1.07 令和7年度108)。
  • 鯖江高校 探究科: 令和6年度は高倍率(2.37→2.22)でしたが、令和7年度も高倍率(2.22)です。
  • 若狭高校 文理探究科: 令和6年度(1.80)より下がっていますが(1.47)、依然として注意が必要です。

5. 倍率とボーダーラインの変動は?【要注意高校リスト】

ここまでの分析を踏まえ、志願先変更によって倍率や合格ボーダーラインが大きく動く可能性が高い高校をリストアップします。

【去年よりも10%以上志願倍率が高い高校】

  • 足羽普通キャリアデザイン
  • 羽水普通
  • 金津普通
  • 丸岡普通スポーツ探究
  • 大野普通
  • 勝山探究特進
  • 鯖江普通スポーツ・健康福祉
  • 鯖江普通IT・デザイン
  • 敦賀文理進学
  • 若狭文理探究
  • 福井農林生物生産
  • 福井農林生活科学
  • 福井農林食品流通
  • 科学技術機械システム
  • 科学技術情報工学
  • 科学技術電子電気
  • 科学技術化学創造
  • 科学技術産業デザイン
  • 敦賀工業電子機械
  • 敦賀工業電気
  • 敦賀工業建築システム
  • 敦賀工業情報ケミカル
  • 福井商業流通経済
  • 坂井電気・情報システム電気
  • 坂井ビジネス・生活デザイン生活デザイン
  • 若狭東生活創造

今年の志願倍率が去年よりも10%以上高い高校をリストアップしました。

これを見ると、ボーダーラインが羽水探求特進よりも低いと見られている中堅校に人気が集中していることがわかります。

今年度の学診テストの平均点が低かったせいで、
受験生が弱気になっていることを裏付けています。

これらの高校は、
より安全な高校へ志望校を変更する受験生が増える可能性があります。
逆にこのまま倍率の変動がなければ、
合格のボーダーラインはやや上がる(例年足切りのない学校では足切りが発生する)可能性があります。

【今年の倍率が1倍未満かつ去年の倍率が1倍超の学校】

  • 丹生普通
  • 美方食物
  • 若狭海洋科学
  • 福井商業情報処理
  • 武生商工情報ビジネス

これらの高校は、現時点での出願状況倍率が低く、
他の高校から受験生が流入する可能性があります。
そのため、志願先変更倍率が上がり、
倍率が1を超える場合は例年足切りのない学校でも
不合格者が出る可能性が出てきます。

【弱気になった受験者の受け皿となる可能性のある学校】

※この予想はカンです。

藤島から志望を下げた子の受け皿となる高志と武生(探求)は、
倍率がそれほど変わらない一方で、学力の面で藤島との差が縮まる可能性があります。

また、令和5年6年では出願締め切り時に大変な高倍率になり、
志願先変更時に大幅に倍率が下がるという展開になった高校があります。

羽水(探求特進)です。

しかし今年は去年よりも倍率が低い上、
弱気になって出願先を変更する高志志望者の受け皿となる可能性があるため、
それほど倍率は下がらないと予想します。

6. 内申点も忘れずに!

福井県立高校入試では、内申点も合否に影響します。

わずか45点、されど45点です。

特に、藤島高校高志高校武生高校などの難関校では、内申点が低いと、
学力検査のボーダーラインがさらに高くなることが考えられます。

また、不登校の場合は、福井県が内申点の取り扱いを公表していないため、
慎重な判断が必要です。学校の先生とよく相談して決めてください。

7. 最終アドバイス|志願先変更は"戦略的に"

志願先変更は、合否を分ける大きなターニングポイントです。
しかし、単に倍率を見て、高いから下げる、低いから上げる、という安易な判断は禁物です。

  • 自分の実力(学診テスト福井新聞模試・1月の確認テストの結果)を客観的に把握する
  • 内申点も考慮に入れる
  • 学校の先生とよく相談する

これらを総合的に判断し、"戦略的に"志願先変更を行いましょう。

8. おわりに|福井県の受験生へエール

2025年の春、皆さんが笑顔で希望の高校に入学できるよう、心から応援しています!

(※ この記事は、2/12出願締め切り時点での情報に基づいた予想です。最終的に志願先を決める前に、必ず最新の情報を確認してください。)

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