こんにちは!
クエスタ塾長の大村です。
福井県内の私学の出願が今日締め切られ、
本番まで残すところあと僅かとなりました。
県内私立6高、願書受け付け締め切り 各校の出願者数確定 (福井新聞)
ここまで来ると短期間勉強しても効果が出にくい分野は
「ジタバタしてもしょうがない」ので、
ひたすら入試レベルの問題を数こなしたほうがいいのですが
短期間の勉強でも結構なんとかなる分野が各科目ありますので、
それをご紹介します。
国語:古文
国語は現代文の長文読解は今から勉強しても・・・という感じですが、
古文は短期間でも結構なんとかなります。
覚えなくてはいけないこととしては
①歴史的仮名遣い
②現代語と古語で意味が大きく異なる単語(高校入試なら多くて100個ぐらい)
のみです。
また抑えなくてはいけないポイントは
①主語・目的語の省略(前文と同じ、または作者、または文脈や敬語からの判断)
②主格と目的格の格助詞省略(がとを)
で、要は「誰が」「何を」を常に意識しながら読み、
わからない場合は自分で補うことです。
他の部分は同じ日本語ですから、
現代語とそれほど大きくは変わりません。
高校入試の古文はほぼこれだけで行けるので、
割となんとかなります。
特に、古文で半分も取れていないような場合は
短期間の詰め込みが結構効いてくるかもしれません。
数学:小問集合
福井県内の公立・私立共に
基本的な事項だけ押さえれば取れる小問が多くあります。
県立の場合は、大問1の小問集合以外にも、
各大問の(1)は小問集合レベルのことが殆どです。
特に、計算・方程式・関数・データの活用の分野は
簡単に答えられる問題がたくさんあり、
短期間でも日本語が理解できさえすればまぁまぁモノになるはずです。
小問集合はもう大丈夫という人は、
どんどん過去問や類似傾向の問題をやり込む時期です。
英語:英作文・リスニング
英作文は、よく使う表現というのが決まっています。
高校でやりたいこと、中学で学んだことなど
それに加えて助動詞、
be / have / get / take などの多義語
の使い方を抑えておけば、
今から満点を狙うのは無理ですが、
殆どの問題で半分は得点できるようになります。
また、リスニングは特に県立の場合は再生スピードがゆっくりなので、
音声教材で耳を慣らしておく
実際の入試問題で話のメモをを取る練習をしておく
くらいでも、得点アップが狙えます。
理科:地学・生物
福井の県立では、
毎年決まって大問として出題される分野があります。
火山・岩石・地層・地震
恐竜県だからでしょうか・・・
出る可能性が高い上に、
地震の計算以外はほぼ暗記です。
これをやらない手はないでしょう。
また、生物もほぼ暗記で、
しかも2年生までの範囲で解ける問題が多いので、
地学に次いで狙い目の分野です。
社会:歴史
社会科の場合、特にこの分野を集中して・・・
というのはないのですが、県立の場合、
地理と公民は出る分野・でない分野が結構ばらつきます。
他方の歴史は毎年一貫して古墳時代~現代の間の
すべての時代が問題になっています。
範囲が広くて・・・と思うかもしれませんが、
知識問題が多いのも特徴で、
日本語さえ理解できれば、
「教科書音読を繰り返す」という力技でも
それなりに点になると思います。
以上、「入試直前に短期間の勉強でも結構なんとかなる分野」
について解説しました。
ぜひ、最後まで諦めず、勝利を掴み取ってください。