こんにちは。
リュケイオン塾長の大村です。
今日は"arrvie"や"arrival"の後の前置詞の選択について解説します。
arriveといえばarrive atでしょと思ったそこの貴方、
ちょっとお待ちください。
確かに"arrive at"の頻度が高いですが、arrive at では正解にならない場合もあるんです。
到着した先が国や都市である場合は、atとしてしまうと間違いです。
必ずinを使います。
これはarrive atのatにはピンポイントで認識できる"場所"を指すような働きがあり、
国や都市のように、地上の離れたところからでも全体像や境界線を目視できないものにはそぐわないためと私は考えています。
反対に、大きなものでも建物や空港、駅などにinを使うと間違いになりますから注意してください。
家に、そこに、ここにという意味のhome,there,hereは
副詞ですので前置詞は必要ありません。
arriveのあとに前置詞が必要なのは、
arriveが自動詞のため、直後に目的語を置くことができず、
名詞の前に前置詞を入れて副詞の形にしてあげる必要があるからです。
home, there, hereは最初から副詞ですので、前置詞は要らないというわけです。
少しややこしいのですが、
わざわざhomeだけ「不要」と書いたのはhomeの前に前置詞が入っているからと言って必ず間違いであるとは限らないからです。
homeには名詞と副詞の両方の使い方があります。
名詞のhomeは、"the home"のように冠詞が付いたり、"his home"のように所有格が付くと特定の「家」という具体的な場所を指します。
よって、"arrive at the home" "arrive at his home"は間違いではありません。
なお、"arrive at home"の用例はそれなりに見つかりますが、
無冠詞のhomeは「自分の家」以外に「家庭」という集合体や「自分の家のようにくつろげる場所」という抽象的な場所を指す場合があるため、
明確に特定の場所を指し示せないということになり、arrive atとの相性が悪く、間違いと思っておいた方が無難です。
※arrive at there, arrive at hereはどう転んでも間違いです。
到着した場所が"場面"や"~現場"に相当するような場合はonを使うことができます。
The police arrived on the crime scene.
The soldiers arrived on the battlefield.
Today, high school graduates arrive on the campus.
上から見た平面に降り立つイメージの場合もonを使うことができます。
Aliens arrived on the earth.
I arrived on this island at exactly 3:30 p.m on Tuesday.
なお、これらの場合にatを用いても間違いとはなりません。
以上、いかがでしたか?
arriveの後の前置詞の選択は間違いやすいところなので、
英作文などで減点にならないよう気を付けましょう。