学診テストが終わったらやるべきこと

塾長
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November 16, 2024

こんにちは。

クエスタ塾長の大村です。

今回は学診テストが終わったらやるべきことをまとめました。

以下に4点書きましたが、これはあくまでも私のおすすめです。

信頼できる指導者がいる場合はその先生の指導に従った方がいいでしょう。

①課題の洗い出しと解決

学診テストは入試本番に近い形で出題されています。

学診テストでダメだったものを、入試本番まで放置すれば本番でも当然のようにダメです。

テストは課題発見と解決のチャンスでもあります。

そのチャンスを生かさない手はありません。

テストの結果を見て、苦手な問題形式、単元、解決すべき課題を洗い出してリストアップしましょう。

リストアップした課題に対して、解決策を考え、課題と解決策がセットになったリストを作ります。

見て「ここが苦手なんだな―」と思うだけではダメです。

ちゃんと紙に書き出してください。

書き出したものを目にすると、意外と自分の分析があまかったり、

具体的な問題点を洗い出せていなかったり、

ただの感想にしかなっていなかったりした場合に気づきやすくなります。

具体的な課題と解決策がセットになったリストを作ったら、

その解決策を実行していくだけです。

(このリストを自力で作るのが難しければ、

うちの塾に学診の問題用紙と答案を持ってきてください。

一緒に作りましょう。)

この解決策の実行は次の確認テスト(通称「第2学診」)前に終われば十分です。

後述しますがまだ中3の学習が終わっていなかったり、

基礎に抜け・漏れがあったりする場合はそちらを仕上げる方を急いでください。

②中3範囲の基本を急いで固める

藤島・高志・武生(探求)・仁愛GS(併願)志望の子で、

もしまだ中3範囲の学習が終わっていないなら、

ハッキリ言って少し遅いです。

もう間に合わないというような危機的な段階ではないかもしれませんが、

ちょっとは危機感を持ってください。

11月中には中3範囲の基本的な部分だけでいいので学習を終えてください

理由は問題演習の量を十分に確保するためです。

入試では単元を横断するような問題がたくさん出ますが、

中3後半の単元の知識を必要とする問題はその学習が終わるまで手を出せません。

11月中に終えたとしても、丸々演習のために使える期間は12月、1月だけです。

藤島・高志・武生(探求)・仁愛GS(併願)以外の志望者もできるだけ中3範囲を早く終わらせましょう。

とは言っても、よほど得意な科目ならともかく、

完全自力で未習単元をやるのは少々つらいので、

当塾で主に家庭学習用として使っている「すらら」のようなレクチャー・ドリル付きで自力で進める教材を使うといいです。

うちで受講すると一般価格より大幅にお安く受講できる上、

コーチングサービスまでついてきます。

③中学3年間の抜け・漏れがあれば埋める

これも基本的な部分だけでいいので、

苦手な単元、基本の理解が十分でない単元などの抜け・漏れを潰していきましょう

これもできるだけ急いでやってください。

自分でどこに抜け・漏れがあるか把握するのが難しい場合は、

当塾で主に家庭学習用として使っている「すらら」のような、

テストと、テストの結果から弱い単元を抽出して復習の計画を立てる機能や

ドリルで自動的に弱点分析する機能のついた教材を使うと良いでしょう。

④入試問題に特化した演習を高回転で回す

基礎が抜け・漏れなく固まったら、

次はいよいよ実戦を想定した問題演習のフェーズに入ります。

このフェーズでは、とにかく高速で大量の問題パターンをこなすことが大事です。

入試で結果を出すためには、いかにこれをやる時間を確保し、

多くの問題パターンに対応できる力をつけるかが勝負になります。

具体的な手順として、まず最初に1問1問に時間をかけず問題を解いていき、

自力で解けなかった問題にチェックを付けていきます。

もちろん、答え合わせをしたときその場で素早く復習をします。

しばらく時間を空けて、チェックの付いた問題をもう一度やり、

再び間違えた問題に更にチェックを付け・・・

ということを繰り返して、「解けない問題パターン」を無くしていくのです。

もう一度言いますが、1回1回に時間をかけるべきではありません

できなかった問題はまた戻ってくることを前提にとにかく手早くやります。

計算ミスのようなつまらないミスが多いと効率が落ちてしまうので、

それなりの緊張感を持ってやることも重要です。

とは言っても、自力で実戦レベルの問題パターンを大量に用意し、

自力で解けなかった問題を自力で復習するというのはなかなか大変です。

実はうちの塾には、この「実戦演習を高回転で回す」ことに特化した講座があります。

その名も「過去問1000本ノック」です。

「他の塾でも似たような講座がある」と感じるかもしれませんが、

実はかなり珍しいのではないかと思います。

レクチャーを中心とした集団講座でこれをやることはできません。

個別指導だと大量高回転というのは難しく、費用の問題もあります。

自立学習も「タブレットで映像を見るだけ」の中身の薄い塾が多いです。

結局は自習でやるしかないというところが多いのではないでしょうか。

過去問1000本ノック」ではこういった問題を完全に解決できます。

問題パターンを大量・高速にこなしつつ、その場で講師の解説や助言を受けることができます。

今年の中3生は来年の受験まで1時間900円で見ることにしたので、

ぜひご活用ください。

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